追記 2016年6月16日
さらにそこから三ヶ月。今だから振り返って思うこともまとめました。

右も左も分からないまま、とりあえず「やってみよう!」と始めたテラリウム。初めは、道端で苔を採取したり、ホームセンターなどで可愛い草を買って瓶に詰めて飾っていました。
そうこうしているうちに、「あれ?おかしいぞ」と思い始めました。ええ、気づいてしまいました。
テラリウム(完全にビンを密閉するタイプ)は、全然簡単じゃない!!
ネットや本では「手間いらずで、ズボラさんにもできちゃう」とか、「お手軽なインテリアでステキ♪」とか結構書かれていますが、そんなもんじゃない!ということ。
色々なガーデニングショップのオーナーさんに聞いて回りましたが、テラリウムは手間暇惜しまずやらないと枯らしたり腐らせてしまうそう。
まず、テラリウムで使う土は必ず洗浄します。草も殺菌消毒しておかないと、密閉した器の中でカビてしまいます。つまり、ビンの中は相当清潔に無菌状態にしておかなければいけないらしい。
あと、完全密閉はダメで 少しくらい穴があいてないといけないらし。瓶が曇るのは草が息をしてるから。その水滴がビンを伝い土を湿らせるから水やり不要とも言われますが、曇ると結局中が見えなかったりしますよね^^; 穴があると、もう少しマシになりますよ。
せっかくの植物ですから、いきいきと育ってほしいですよね>< テラリウム、密閉したビンでの育成で何個か作りましたが、12個近いビンの中で、唯一成功したのはわずか2個。しかも半分以上コケが枯れてる上、徒長が酷いです。。。
なんだか別物みたいな状態。本来なら葉の密度が高いはずが、生育があまりよくないのか葉が少ししかつかず茎部分が丸見えです・・・。いわゆる「徒長」という状態ですね。。。 このビンは、その2個のうちの一つ。もう一方は1L容器と、サイズがあったためか、比較的マシな気がします。サイズは大きい方が成功するかもしれません。
ちなみに、このビンを作った時は知識がなかったので、土も草も洗浄せずそのまま入れてしまいました・・・。
この中で今も育っているのは、さっきのビンと赤いキャップのビンだけです。あとはみな枯れてしまいました>< ごめんよう。。。
生き物を育てているわけですから、やっぱり生き生きと育ってほしいもの。ビンを密閉したものがテラリウムだ!と書いている本が多いですが、それはちゃんと消毒や殺菌を行い、ライディングをとりつけたちゃんとした容器で言えることかなと。
なので、これからテラリウムを始められる方は「そんな簡単なものじゃない」「短期的に育てる」つもりでとりかかられた方が良いかもしれません。 (本格的に道具や準備をちゃんとして始めるというのなら応援します!)